セミナーの開催日程・商品の販売日を受け取り手に覚えてもらいたい時など、メルマガを配信する際に「Googleカレンダーに登録する」リンクを本文中に設置しておけば受け手が自らカレンダー登録してくれることがあります。 私も「ちょっと興味があるけどカレンダーには登録しておこう」と思う事が時々あるので、何%レベルですが後々CVは向上するのではと思います。 今回はその設定方法を解読します。 GoogleカレンダーURLテンプレート まずは以下にリンク内の構成をご説明いたします。【Googleカレンダー登録リンク】https://www.google.com/calendar/render?action=TEMPLATE&text=【イベント名】&dates=【開始日時/終了日時】&details=【詳細説明】&location=【場所】&trp=false 上記URLは&で繋がれています。つまりhttps://www.google.com/calendar/render?action=TEMPLATEの後に &text=【イベント名】 &dates=【開始日時/終了日時】 &details=【詳細説明】 &location=【場所】 &trp=falseのように要素が連続して続いています。 各パラメータの内訳 それでは各要素の内訳を見ていきましょう。 以下4つの要素にそれぞれ登録を促したイベントを設定していきます。 text= イベントタイトル(例:新商品〇〇の発売開始) dates= 日時(フォーマットは YYYYMMDDTHHMMSSZ/終了日時、日本時間の場合はUTCで記述が必要)→ 例:20250520T010000Z/20250520T013000Z(日本時間10:00〜10:30の場合) details= イベントの詳細内容(改行は %0A) location= 開催場所(オンラインの場合はURLでも可) 上記を参考に設定 では新商品が発売される告知メルマガを配信したい場合、以下のようにGoogleカレンダー登録を促すリンクを設定します。 https://www.google.com/calendar/render?action=TEMPLATE&text=新商品〇〇発売開始&dates=20250520T010000Z/20250520T013000Z&details=ご好評の〇〇シリーズに新作登場!%0A今すぐチェック&location=https://your-site.com このURLをメルマガ内で「Googleカレンダーに登録する」ボタンやテキストリンクに設定します。 【HTML】 <a href=”https://www.google.com/calendar/render?action=TEMPLATE&text=新商品〇〇発売開始&dates=20250520T010000Z/20250520T013000Z&details=ご好評の〇〇シリーズに新作登場!%0A今すぐチェック&location=https://your-site.com” target=”_blank”>Googleカレンダーに登録する</a> リンクになると以下のような感じです。 Googleカレンダーに登録する テストには実際に生成されたURLをクリックしてみてGoogleカレンダーにどのように登録されるか確認してみてください。 また、Googleカレンダーに登録するリンクがどれだけクリックされたかを計測されたい場合は、お使いのメルマガツールでCTRは把握できると思いますが、GTMでclick txtのトリガーを設定しても計測可能です。その場合はLooker studioのレポート等で一元管理できて便利になりますね。 注意点 & を含むURLはHTML内では & に置き換えると安全です。 日本時間で記述したい場合はUTCに変換して入力する必要があります(例:日本時間10:00は 01:00Z)。 URLをそのまま記述する際は、長いURLになり改行されるとリンクが切れてしまうため、URL短縮サービス(例:Bitly)を使うと見栄えがよくなります。