地方でエリア特化されている求人媒体企業様のWebサイトリニューアルをご支援いたしました。
Web広告を使用せず、Webサイトの構造と構成を見直したことで自然検索の新規流入数がリニューアル前後で220-70%アップ。
Googleサートコンソールにおいても表示回数が270%アップし、一部大手求人サイトを抜いて求人詳細が検索順位上位に表示。
課題
- 集客はindeedに頼らざるを得ない状態
- ビジネスモデル上、就職先が提示できない
- 求人詳細ページが検索結果にヒットしない
- 求人一覧ページが検索結果にヒットしない
- 担当により求人詳細の入力仕様がバラバラ
解決に向けた提案
集客改善におけるポイントを外部対策と内部対策に分け、現状把握を行いました。
課題点をアクセスログから定量化、またスタッフの皆さんからアンケート・ヒアリングを行い課題を定性化。
メンバー皆さんと共有し、やるべき施策をリストアップしWebサイトリニューアルに取り組みました。
【外部対策】
- Googleの構造化データを利用し、google jobsからの直接流入を実現
- MEO対策としてGogleビジネスプロフィールの運用ルールを策定して実行
- 来訪したユーザーには少額でGoogleリマーケティング広告を実施
【内部対策】
- CMS「wordpress」をそのまま利用してシステム開発コストを削減
- TOP/求人一覧/求人詳細を構造化してGoogleガイドラインにそった仕様に変更
- Googleの検索ガイドラインE-A-Tに準拠
- 検索キーワードボリューム/ユーザーニーズを事前調査し、求人タイトルをルール化
- 離脱率改善のため、適切なその他求人オススメに誘導
- アクセスログツール「Clarity」を導入しページ構成を適宜改善
- 就職先が提示できないため「応募する」以外に「条件交渉」「詳しく聞く」コンバージョンを設置
- 求人詳細ごとに閲覧数を設置し注目度を見える化
提案のポイント
外部対策・内部対策を行う前に、「近年のWebサイトの動向のご理解」「なぜ施策がこうなるのか」「なぜやるのか」をメンバーの皆さんと理解しあうことが重要です。運用されるのは企業様なので、求人タイトルを付ける際でもそのルールの仕様が浸透していないと最大限の成果を出すことが困難です。テクニカルな箇所よりも「なぜこうなるのか」を理解し合うことが重要です。
今後に向けて
流入数の成果は出ましたが、その反面応募数に伸び悩みがあるため応募する以外のユーザーとのコンタクト(リードジェネレーション)ポイントを模索しながら応募数増加に向けて毎月提案を行っています。
この実績をご覧になられた自社メディア運用企業様へ
今回のWebリニューアルでは特別にテクニカルな対応はしていません。あくまでもGoogle検索ガイドラインにそった対応をしながら、ユーザーニーズを把握して形にした結果になります。集客は広告を使用でず改善することはできますが、最も重要なポイントは商品そのものです。いくら流入が増えても離脱が発生してしまうと、それはチラシを配ってユーザーがいいお店だなと折角来店してくれたのに魅力がなく退店する、と同じです。
提案側としてはたとえビジネスモデルが変えられなくても、ユーザーニーズと時代に合わせていかないと厳しいと正直にお伝えしています。
ご興味のある自社メディア運用企業様はぜひお問合せください。